【新認定制度での義務は運転中の発電所にも適用されます】

このたびのFIT法改正により、平成2941日から新認定制度に移行する
ことになりました。

新認定制度では、事業者は適切に保全をおこなうことや法令遵守等を求めら
れますが、これは新認定制度で新たに申請する案件だけでなく、みなし案
”に対しても同様に求められます

ですから、すでに発電中の設備についても、一定の配慮はされるものの免除
されるものではないということです。

 

【運転中の発電所の適正化が急務に】

そのため、すでに運転中の発電所についても新認定制度に適応(適正化)する
ことが必要となります。

そこで必要となるのが、 保全の体制を再確立すること 法令上の問題を
解消すること
以上2点となります。

 

【ガイドラインは総合的なものに】

こうした判断は、ガイドラインが今後示されることとなろうと思いますが、
発電設備の電気的な機能点検だけではなく、架台や基礎、その設置面にいたる
総合的なものになろうかと思います。

というのも、今回の見直しは、光害や災害などのトラブルが頻発していること
を踏まえたものでもあるからです。

 

【保全技術者には幅広い知識が求められる】

そのため、太陽光発電設備の保全にあたる技術者には電気設備のみならず、
架台や基礎などの構造物、設置面である屋根や地盤、設置環境といった幅広い
知識が必要となります。

まさに、太陽光発電設備の“総合医”としての役割が求められるといえるで
しょう。

 

【法令遵守義務に対応して内容が強化されました】

本財団の「太陽光発電設備保全技術者養成講座」はこうした保全技術者を養成
することを目指してきましたが、このたびの法改正にともない、それに十分に
対応できるよう大幅な内容強化を行いました。

末尾に開催の案内を掲載しましたので、ぜひご覧ください。

 

【法改正にともなう制度の詳細について】

国では、法改正にともなう制度の詳細な実施方法等を逐次決定していくことと
思います。
本財団では、その内容をいち早く皆様にお知らせできるよう調査研究に取り組
んでいます。
次号以降もぜひご期待ください。

 

 

【「太陽光発電設備保全技術者養成講座」受講者募集中】

[太陽光発電設備保全技術者養成講座] http://m-ref.or.jp/course.html

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      「二級太陽光発電設備保全技術者養成講座」
            東京開催のお知らせ

 

[日  程] 2日間の講座となります。

      平成28721日(木)・22日(金)

【一日目】 13:2017:30  【二日目】 9:0017:00

[会  場] コンワビル(第一会議室)
東京都中央区築地1-12-22

[受講資格] 次のいずれかに該当する方。
・電気工事の知識経験を有する方
・建築工事の知識経験を有する方
・太陽光発電設備の知識経験を有する方

[合 格 者] 検定に合格されると認定技術者として登録され、
以下の証書等が交付されます。
・認定証
・資格者証(顔写真入りプラスティックカード)

[受 講 料] 54,000円(税込)
(内訳:受講料・検定料 30,000円,登録料 20,000円)

[定  員] 30

[主  催] 一般財団法人再生可能エネルギー保全技術協会

[申込方法] 1.下記の当財団ホームページからお申し込みください。
          
http://m-ref.or.jp/tlc.html

      2.お申込内容の確認メールが自動返信されますので、
        その内容に従って受講料をお振り込みください。

      3.受講料のお振込を確認後、受講資料一式を郵送します。
        必要事項を記載・添付の上、受講当日にご持参ください。

 以上

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