皆様のご協力をお願いします。
お亡くなりになられた方のご冥福と遺族の皆様にお悔やみを申し上げ、
被災され今も余震の中にいらっしゃる方々に心からお見舞い申し上げます。
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1. パネルや電線、架台、それらに触れている金属等に触らないでください。
2. 触る場合には、絶縁性の高い手袋、靴をつけるなどの対策をしてください。
3. 異臭、煙,火花,異音に気が付いたら消防へ通報をお願いします。
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【壊れているように見えても発電しています!】
太陽光発電システムは、送電が停止あるいは装置が壊れていても、太陽電池
(太陽光パネル)が光を受けている限り(火災の炎でも)発電を続けています。
ですので、送電線が切断され壊れているように見えても装置内部には高い電圧が
発生しているため、不用意に触れたりすると感電等の危険性があります。
どうしても触らなければならない時には、絶縁性の高い手袋と靴を必ず装着し、
手足や衣類も乾いたもので作業してください。
※ 保険請求などにも役立つことがあるので、現状の写真を撮影しておくことを
お勧めしています。ただし、余震も考慮して十分な安全を確保したうえで
撮影してください。
【異常に気付いたらすみやかに消防へ通報を!】
次のような異常を見つけたらすみやかに消防に通報してください。
まずは出火を未然に防ぐことが大切です。
1. 異臭(焦げた臭いやゴムのとけるような臭いなど)
2. 煙
3. 火花(絶対に近寄らないでください)
4. 異音
【どうしても発電を止めなければならない場合は】
危険があってどうしても発電を止めないといけない場合には、太陽電池(太陽光
パネル)に覆いをかけるなどする方法もありますが、作業自体の危険性に加え、
その覆いが二次的被害をもたらす危険性もありますので、十分に配慮してください。
【必ず資格業者の点検を!】
一見無傷のように見えても実は損傷を抱えていることが考えられます。
そうした損傷が原因となって大きなトラブルに発展することもあります。
また、太陽光発電システムの損傷といっても、電気回路だけとは限りません。
住宅用であれば、屋根との接点からの雨漏りが起こることもあります。
パワーコンディショナなどの機器の不具合もあります。さらに、こうした不具合が
組み合わさっておこることもあります。
まずは、どんな障害が起こっているか全体をきちんと点検することが必要です。
健康診断と同様に、設置場所から発電システムまでシステム全体の健全性を評価
できる業者に点検してもらってください。
本財団の「太陽光発電設備保全技術者」は発電システムから設置場所(屋根)の
トラブルまでシステム全体の評価に対応しています。
☆ 今後の保全技術と災害対処の向上のため、太陽光発電システムの被災状況の
情報を収集しています。
お持ちの方は情報提供にご協力お願いします。
情報は以下の内容を記載したメールを info@m-ref.or.jp まで送信ください。
【所在地】 県名からお願いします。
【出力】 パネルの設置容量です。
【装置構成】 太陽光パネルとパワーコンディショナのメーカーだけでも結構です。
【状態概要】 現在の状況を大まかにご説明ください。
【写真】 写真があれば添付してください。