2016年06月


【新認定制度での義務は運転中の発電所にも適用されます】

このたびのFIT法改正により、平成2941日から新認定制度に移行する
ことになりました。

新認定制度では、事業者は適切に保全をおこなうことや法令遵守等を求めら
れますが、これは新認定制度で新たに申請する案件だけでなく、みなし案
”に対しても同様に求められます

ですから、すでに発電中の設備についても、一定の配慮はされるものの免除
されるものではないということです。

 

【運転中の発電所の適正化が急務に】

そのため、すでに運転中の発電所についても新認定制度に適応(適正化)する
ことが必要となります。

そこで必要となるのが、 保全の体制を再確立すること 法令上の問題を
解消すること
以上2点となります。

 

【ガイドラインは総合的なものに】

こうした判断は、ガイドラインが今後示されることとなろうと思いますが、
発電設備の電気的な機能点検だけではなく、架台や基礎、その設置面にいたる
総合的なものになろうかと思います。

というのも、今回の見直しは、光害や災害などのトラブルが頻発していること
を踏まえたものでもあるからです。

 

【保全技術者には幅広い知識が求められる】

そのため、太陽光発電設備の保全にあたる技術者には電気設備のみならず、
架台や基礎などの構造物、設置面である屋根や地盤、設置環境といった幅広い
知識が必要となります。

まさに、太陽光発電設備の“総合医”としての役割が求められるといえるで
しょう。

 

【法令遵守義務に対応して内容が強化されました】

本財団の「太陽光発電設備保全技術者養成講座」はこうした保全技術者を養成
することを目指してきましたが、このたびの法改正にともない、それに十分に
対応できるよう大幅な内容強化を行いました。

末尾に開催の案内を掲載しましたので、ぜひご覧ください。

 

【法改正にともなう制度の詳細について】

国では、法改正にともなう制度の詳細な実施方法等を逐次決定していくことと
思います。
本財団では、その内容をいち早く皆様にお知らせできるよう調査研究に取り組
んでいます。
次号以降もぜひご期待ください。

 

 

【「太陽光発電設備保全技術者養成講座」受講者募集中】

[太陽光発電設備保全技術者養成講座] http://m-ref.or.jp/course.html

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      「二級太陽光発電設備保全技術者養成講座」
            東京開催のお知らせ

 

[日  程] 2日間の講座となります。

      平成28721日(木)・22日(金)

【一日目】 13:2017:30  【二日目】 9:0017:00

[会  場] コンワビル(第一会議室)
東京都中央区築地1-12-22

[受講資格] 次のいずれかに該当する方。
・電気工事の知識経験を有する方
・建築工事の知識経験を有する方
・太陽光発電設備の知識経験を有する方

[合 格 者] 検定に合格されると認定技術者として登録され、
以下の証書等が交付されます。
・認定証
・資格者証(顔写真入りプラスティックカード)

[受 講 料] 54,000円(税込)
(内訳:受講料・検定料 30,000円,登録料 20,000円)

[定  員] 30

[主  催] 一般財団法人再生可能エネルギー保全技術協会

[申込方法] 1.下記の当財団ホームページからお申し込みください。
          
http://m-ref.or.jp/tlc.html

      2.お申込内容の確認メールが自動返信されますので、
        その内容に従って受講料をお振り込みください。

      3.受講料のお振込を確認後、受講資料一式を郵送します。
        必要事項を記載・添付の上、受講当日にご持参ください。

 以上

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【自民党カフェスタに出演することに】

本財団は、様々な機会をとらえて太陽光発電設備の“保全”の必要性を
官民問わず幅広く訴えています。

経済産業省や資源エネルギー庁などの国の機関はもちろん、都道府県や
市区町村などへも機会があるごとに情報提供などを通じて“保全”への
理解が深まるよう活動しています。

こうした活動の一環として、国会議員の方々にも働きかけてきました。
その結果、本財団の活動に深い理解と支援をいただける方々がどんどん
増えています。

今回の「自民党カフェスタ」への出演は、そうした中から実現しました。

 

【“安心”で“安全”で“安定”した太陽光発電を】

せっかくの機会ですので、太陽光発電には“安心”“安全”“安定”
重要なこと、そのためには“保全”が必要不可欠であることを訴えて
きたいと思います。
ぜひご覧ください。

 

 〔自民党カフェスタ〕 68日(水) 12001230
            https://www.jimin.jp/activity/movie/

 

【太陽光発電設備には“かかりつけ医”が必要】

本財団の「太陽光発電設備保全技術者養成講座」についても説明して
ほしいという要請もいただきましたので、しっかりと説明してきたいと
思います。

「太陽光発電設備保全技術者」とは何か、一言でイメージをつかんで
いただけるわかりやすい言葉をかねてから探していました。

最近わかりやすいと評価いただいたのが「“かかりつけ医”のような
役割です。」という説明でした。

 

【“太陽光発電設備のかかりつけ医”とは何か】

健康に暮らしていくため、みなさんも人間ドックや健康診断を定期的に
受診されていると思います。

また、体調がすぐれないときには、かかりつけの医師に診てもらって
総合病院や専門病院で専門医(脳神経や心臓、消化器等々)にかかる
必要があるか判断してもらうことが一般的だと思います。

本財団は、太陽光発電設備についても同様だと考えています。

太陽光発電設備には太陽電池パネルはもちろんパワーコンディショナ、
架台等の機器や土木や建築の専門技術者が必要ですが、こうした専門
技術者の方々はいわば“専門医”といえます。

“専門医”の重要さはいうまでもありませんが、多くの太陽光発電設備
オーナー(設置者)にとっては、“かかりつけ医”が必要となります。

定期的に健康診断(定期点検)をしてくれ、既往症(設備の点検結果の
履歴管理)を把握していて相談に乗ってくれる、いざ病気や怪我(故障や
事故などの不具合)となれば駆けつけ、専門医にかかる(専門技術者に
よる補修工事等)必要があるかどうかの判断も下してくれるのが
“太陽光発電設備のかかりつけ医”=“保全技術者”です。

 

【信頼される“太陽光発電設備のかかりつけ医”づくりのために】

“太陽光発電設備のかかりつけ医”は太陽光発電設備オーナー(設置者)から
信頼されることが必要です。

そのため、本財団の「二級太陽光発電設備保全技術者養成講座」では
今回の「再エネ特措法(FIT法)改正」を受けて、改正内容の解説は
もちろん、そこで示された方向に従って内容が強化されました。

発電事業中の設備認定取消を受けることなどないよう適切に設備を保全
するために必要な広範な知識を得られるようにしています。

電気設備以外にも多くの法令知識が必要なことは、みなさんもご存知の
ことと思いますが、本講座では建築基準法や森林法、土砂災害防止法、
景観法、廃棄物処理法等々について、太陽光発電設備にかかわる部分の
法令知識を提供しています。

 

【「太陽光発電設備保全技術者養成講座」受講者募集中】

[太陽光発電設備保全技術者養成講座] http://m-ref.or.jp/course.html

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      「二級太陽光発電設備保全技術者養成講座」
            東京開催のお知らせ

 

[日  程] 2日間の講座となります。次の日程からお選びください。

平成28621日(火)・22日(水)
平成28
721日(木)・22日(金)
【一日目】 13:2017:30  【二日目】 9:0017:00

[会  場] コンワビル(第一会議室)
東京都中央区築地1-12-22

[受講資格] 次のいずれかに該当する方。
・電気工事の知識経験を有する方
・建築工事の知識経験を有する方
・太陽光発電設備の知識経験を有する方

[合 格 者] 検定に合格されると認定技術者として登録され、
以下の証書等が交付されます。

       ・認定証
・資格者証(顔写真入りプラスティックカード)

[受 講 料] 54,000円(税込)
(内訳:受講料・検定料 30,000円,登録料 20,000円)

[定  員] 30

[主  催] 一般財団法人再生可能エネルギー保全技術協会

[申込方法] 1.下記の当財団ホームページからお申し込みください。
          
http://m-ref.or.jp/tlc.html

       2.お申込内容の確認メールが自動返信されますので、
         その内容に従って受講料をお振り込みください。

       3.受講料のお振込を確認後、受講資料一式を郵送します。
         必要事項を記載・添付の上、受講当日にご持参ください。

 以上

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